8月11日、休暇村近くの浜、朝の光景。
もう一度、浜の様子を見に行った。
瓦礫の山では、ショベルカーでの作業が続く。
延々と積み上げられたクルマの列を眺めていたら、
ヘルメットを被ったおばさんが歩いて来た。
クルマの数を数えているらしい。
挨拶を交わし、話しかけた。
ここは、島内で集めたクルマの集積所になっているということ。
浜は大分きれいになったが、それまでは、片せど片せど色んなモノが
打ち寄せられていたらしい。
おばさんの家も全て持っていかれたという。
家族も何人か亡くされたようだ。
今回の津波で学んだことは、多々あれど、被害の度合いによって
こうも人の意識は違ってくるのか、と心を痛めているという。
特に、身内親戚ほどそれが如実だということ。
昨日も依頼主さんと直接触れ合うことが出来、貴重なお話を伺うことが出来た。
写真1:島内から集められたクルマの山
写真2:破壊された防波堤の一部。地震か?津波か?
写真3:瓦礫の山。作業は続く