川越の喜多院をお参りし、五百羅漢を拝観して来ました。
実際には、535体あるらしい羅漢様は、どれも表情豊かで、
見ていて全く飽きません。
ポーズや持ち物もそれぞれで、想像がどんどん膨らみます。
木漏れ日の中にただ気持ちよさそうに座っているような羅漢、
こちらの話しをじっと聞いていてくれるような表情の羅漢、
巻物を手に何か教えてくれているような羅漢、
子をあやしているような羅漢.....。
江戸時代、50年間を費やして建立されたという五百羅漢は、
一つ一つに、込められた彫り師の祈りを感じます。
きっと建立当時から人々を癒し、元気づけていたに違いありません。